ブログ

2024-01-16 20:19:00

身体を支える筋肉

22472123.jpg

 

「立ったり座ったり。姿勢を支えるのに筋肉によって支えられています。」と言えば、
筋肉が押し上げて支えているイメージですが、実は筋肉は押し上げていないんです。

例えば肘を曲げるところを想像してください。
肘を曲げるときは上腕二頭筋が縮んで肘が曲がります。(力こぶを作った状態です)
次に肘を伸ばす。
縮んでいる上腕二頭筋がぐーっと押し伸ばしているのではなく、反対側の上腕三頭筋が縮んでゆき上腕二頭筋は単に緩んでいるだけです。

つまり、体の前後の筋肉がお互いに縮みあって(引っ張りあって)、また左右の筋肉が縮みあって、前後左右から上体を立てているわけです

例えばスマホを見ているときは
(1) うつむくために顎を引く筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋)が縮みます
(2) 頭が前に傾き、首が伸ばされます(首が真っすぐに伸びた状態=ストレートネック)
(3) 頭が倒れすぎないように背面の筋肉(僧帽筋など)が縮みます
この状態が長時間続けばそれぞれの筋肉が縮んだまま固まり「肩こり」になります。

長時間(90分が目安)同じ姿勢を続けていると筋肉が固まりだし戻りにくくなり
その蓄積が肩こりや腰痛の元になります。

こまめにストレッチをお忘れなく。


〒617-0824
京都府長岡京市天神1-1-55 ミキビル3F
長岡京 整体Salon こりとりらくね