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2026-10-08 16:54:00

秋の遠足 奈良・明日香~古代のロマンを満喫した一日~

穏やかな秋空の下、のどかな田園風景が広がる奈良・明日香村へ、秋の遠足に出かけてきました。

 

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今回のお目当ては、以前から気になっていた「白い八角形の古墳」――牽牛子(けんごし)塚古墳です。

 

駅から少し山側へ上った先に、キラッと白く輝く建造物が見えてきました。

 

「おぉ、あったぁ!」

 

思わず声が出ます(笑)。

 

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牽牛子塚古墳は、発掘調査の成果をもとに築造当時の姿を復元的に整備したもの。八角形の墳丘を石で覆った姿は、古墳というより、まるで現代のアート建築のようです。

 

今から約1,400年前に、こんなデザインの墓を造っていたとは……古代の人々の感性に、ちょっと感心してしまいます。

 

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本来は二上山産の凝灰岩で墳丘を覆っていたと考えられていますが、現在はまとまった量の石材を確保することが難しいため、色調の似た石川県産の石などを使って復元されています。少しくすんだように見えるのも、そんな事情があるからなんですね。

 

内部には、巨石をくり抜いて造られた石槨(せっかく)があり、くり残した中央の柱で二つの埋葬空間が造られています。ここには斉明天皇と、その娘・間人皇女が葬られたのではないかと考えられています。

 

さらに、そのすぐ近くには小さな「越塚御門古墳」があります。こちらは斉明天皇の孫にあたる大田皇女の墓ではないかと考えられているそうです。

 

母と娘、そして孫――。

 

1,400年もの時を越えて、三代の皇族の墓がこの地に並んでいると思うと、なんとも不思議な気持ちになります。

 

さて、次に向かったのは中尾山古墳。

 

こちらも八角形の古墳です。

 

中尾山古墳の石槨は内側が約90cm四方と、とても小さなもの。人をそのまま納めるには小さすぎることから、火葬した遺骨を骨蔵器に納めたものと考えられています。

 

そして「八角形」という墳形。飛鳥時代の八角墳は天皇陵と考えられるものが多く、こうした特徴などから、ここは文武天皇の陵ではないかという説があります。

 

ここへ向かう途中、ふと「キトラ古墳」の標識を発見。

 

「せっかくだから、行ってみるか!」

 

……ということで、予定を変更して一先ず右折(笑)。

 

キトラ古墳では「四神の館」を見学しました。

 

館内には壁画のレプリカが展示されていて、漆喰が非常にもろく、今にも崩れてしまいそうな状態だった壁画を、どのように保存していったのかが詳しく紹介されています。

 

発見、調査、保存に携わった職員の方々のご苦労と緊張感は、想像するだけでも大変なものだったでしょうね。

 

実はこの日、四神の壁画の実物も同時公開されていたのですが……事前予約限定。

 

もちろん見られませんでした。

 

そりゃそうでしょ。

 

「行き当たりばったり派」なんですから(笑)。

 

気を取り直して、いざ中尾山古墳へ!

 

こちらは保存のため埋め戻されているので、実際に目にすると、ほんとに「こんもり」とした土盛りです。

 

周囲の柵がなければ、古墳とは気づかずに通り過ぎてしまいそう。

 

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八角形であることを示すように、角の部分に石が置かれているのが、かつての姿を感じさせてくれます。発掘調査では三段築成の八角墳であることが確認されていますが、保存のため現在は埋め戻されています。

 

いやぁ、明日香はまさに遺跡の宝庫です。

 

高松塚古墳、聖徳太子の生誕地とされる橘寺、石舞台古墳、岡寺、飛鳥宮跡、飛鳥寺と飛鳥大仏、そして蘇我入鹿の首塚……。

 

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もう、見たいところがありすぎてキリがありません。

 

整体にご来店のお客様と、

 

「明日、明日香を散策してきます」

 

「じゃあ、美味しいお店もチェックして、ゆっくりしてきてください」

 

「いやぁ、時間がなくてコンビニかもしれませんね」

 

なんて話していたのですが……

 

その予感、見事に的中(笑)。

 

見たいところを欲張りすぎて、お昼は本当にコンビニのおにぎりとなりました。

 

それと、大根ときゅうりの浅漬け。

 

これがまた、歩き回って汗をかいた後には、ちょうどいい塩加減で美味しい!

 

豪華なランチではありませんが、明日香の田園風景を眺めながら食べるおにぎりは、それはそれで格別でした。

 

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初秋の、稲の刈り取りを迎える前の飛鳥の風景。

 

澄んだ空気をいっぱい吸いながら歩き、古代の人々がこの地で暮らしていた1400年前に思いを馳せる。

 

心地よい疲れを感じながら、帰路につきました。

 

さて、電車は何時かな……と時刻表を見ると、

 

なんと、1時間に2本!

 

しかも、ちょうどさっき出たところ。

 

次の電車まで、あと30分ほどあります。

 

「まあ、これも少し贅沢な時間の過ごし方かな」

 

と待合室のベンチに座っていると……

 

いつの間にか、ウトウトzzz。

 

古代のロマンをたっぷり味わい、最後は昼寝までついた秋の遠足。

 

なかなか充実した一日でした。

 

明日香村、まだまだ見たいところがいっぱい。

 

次はもう少し計画的に……。

 

いや、たぶんまた行き当たりばったりになるでしょう(笑)。

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