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身体を支える筋肉
「立ったり座ったり。姿勢を支えるのに筋肉によって支えられています。」と言えば、
筋肉が押し上げて支えているイメージですが、実は筋肉は押し上げていないんです。
例えば肘を曲げるところを想像してください。
肘を曲げるときは上腕二頭筋が縮んで肘が曲がります。(力こぶを作った状態です)
次に肘を伸ばす。
縮んでいる上腕二頭筋がぐーっと押し伸ばしているのではなく、反対側の上腕三頭筋が縮んでゆき上腕二頭筋は単に緩んでいるだけです。
つまり、体の前後の筋肉がお互いに縮みあって(引っ張りあって)、また左右の筋肉が縮みあって、前後左右から上体を立てているわけです
。
例えばスマホを見ているときは
(1) うつむくために顎を引く筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋)が縮みます
(2) 頭が前に傾き、首が伸ばされます(首が真っすぐに伸びた状態=ストレートネック)
(3) 頭が倒れすぎないように背面の筋肉(僧帽筋など)が縮みます
この状態が長時間続けばそれぞれの筋肉が縮んだまま固まり「肩こり」になります。
長時間(90分が目安)同じ姿勢を続けていると筋肉が固まりだし戻りにくくなり
その蓄積が肩こりや腰痛の元になります。
こまめにストレッチをお忘れなく。
〒617-0824
京都府長岡京市天神1-1-55 ミキビル3F
長岡京 整体Salon こりとりらくね
お休み前のストレッチ
毎晩、お風呂上りにストレッチしているのに凝っている・・・
寝る前に欠かさずしているのに、スッキリしない・・・
とよくお聞きします。
全くされていないことを考えると効果はあるのですが
より効果的にするには、どうするか。
肩や腰が凝ってくるのは一定時間、同じ姿勢を続けた結果
ギューっと縮んで固まった状態が肩こりだったり腰痛だったりします。
デスクワークで座りっぱなし。受付でずっと立ちっぱなし。が良くないのです。
途中で立ち歩いたりしゃがんだり。筋肉を動かしてください。
ポイントは【一定時間】と【続けた】
一定時間の目安は90分。人の体内リズムは90分を基本にしています。
大学の授業の一コマが90分。小学生はその半分の40~45分。
2時限目と3時限目の間に20分ほどの中休みで気分転換させています。
デスクワークで座りっぱなしでも、90分ごとにトイレ休憩を取り、できるだけ遠いトイレ
(できれば違うフロアまで階段を使って歩く)に行き、ストレッチをしてください。
それと、見晴らしのいい窓からできるだけ遠くをぼ~ぅっと眺めて目を休めてください。
「肩こり」や「腰痛」は人間の証?!
なんだか大げさなタイトルですが、今多くの人が「肩こり」や「腰痛」に悩まされています。
気象病と言われていっる気圧の変化に伴う頭痛にも「肩こり」が一因をなしています。
では、猫や犬にも「肩こり」や「腰痛」はあるのでしょうか?
おそらくは無いでしょう。
我が家は代々猫を飼っていましたが、どの猫も「あぁ~肩こった」と肩を叩いている姿を見たことはありません。
四足歩行の動物は背中がアーチ状で重力に対して負担が少なく、頭と尻尾でバランスをとっています。
人間の場合、二本の足で立ち上がり部位で一番重い「頭」をてっぺんに持ってきて不安定な状態です。
そこにパソコンなど重いものを持ち歩くものですから、なおさらバランスを崩します。
重い頭を首が支え頭や両腕を肩が支え上半身を腰やお尻が支える。
横になって寝ている時間以外ずっと支え続けているのですから仕方ないですよね。
そこで、当こりとりらくねで施術を受けて戴くとたちどころに「肩こり」や「腰痛」がその後ズーっと解消します!
ってそんな事ないです!
要は肩こりや腰痛と「どう」付き合っていくのか。
適度なストレッチや運動。
同じ姿勢を続けない。
お風呂でゆっく温める。
普段から頑張りすぎない。
などなど
話が付きませんが、この先おいおいに書き込んでいこうと思います。
整体師のよもやま話にお付き合い戴ければ嬉しく思います。